
前回の記事では、アメリカ社会におけるクレジット・スコアの仕組み、どういった要因が影響してくるのかについて触れました。今回は、どのようにしてクレジットスコアを上げたのか、私自身の経験をシェアしたいと思います。
前回の復習
まず、クレジットスコアに影響を及ぼす要因は以下の通りです。

何をやったか
では何をやったかというと、以下の通りいたって単純です。
1.Capital Oneの口座を開く。
クレジットの履歴のない方は、通常のクレジットカードを開設することが出来ませんので、信用力の低いサブプライム向けのカードを開設するしかありません。高額の年会費が取られ、金利も恐ろしく高いですが、クレジットスコアを上げるためなら仕方なし。。ただ、返済を前倒しすれば金利をセーブすることが出来ます。
2. 口座に1000ドル預け入れる。
最初の枠は普通500ドルしかありませんが、現金を預け入れることで、枠を増やすことが出来ます。私は1000ドル程度預け入れることで、1000ドルの枠を得ることが出来ました。
3.カードを使い、前倒しで支払いを済ます。ただし、使用はなるべく枠の3割以内で。
クレジットカードの利用履歴がないことが信用力の低い原因の一つでしたので、とにかくカードを使うことを意識しました。電気代の支払い、買い物、外食など。1000ドルが枠なので、買い物は3割の300ドルまで。カードを使ったら、金額に関わらず都度前倒しで返済をするようにしていました。そして、返済後カードの枠がフルに回復したら(通常オンラインに反映されるまで数日かかる)、またカードを使う、といった感じです。これをずっと繰り返していました。
これだけです。1か月半でスコアが55伸び、クレジットカードの枠も500ドルから1500ドルまで上がりました。今後もスコアが更新される度に、記事をアップしていきたいと思います。