
先週から在宅勤務になりました。自宅滞在命令の発動前から、会社では自主的に在宅勤務を行っており、同じビルに入居する他社も同様の措置を取っています。自分の会社が入居しているオフィスビルや近所のアパートでもコロナ感染が報告されており、ここアメリカでも身近になってきたなぁという印象です。
現在、オフィス街はガラガラで人をあまり見かけません。確定申告の為に税務コンサルタントとアポを取っていたのですが、オフィスが閉鎖になったので、アポが先延ばしになりました。確定申告の期限も大幅延長の7月中旬になったそうです。

外出規制が発動されたとはいえ、買い物、レストランのピックアップ、ジョギングなどは認められています。買い物に行きましたが、近所のスーパーにトイレットペーパーはありませんでした。アマゾンでも品切れしており、配送に時間がかかるようですが、ブランドを選ばなければまだ買えます。生鮮食品などの在庫は豊富にあり、食べ物の調達には全く困っていませんが、品物によっては在庫がなかったりします。
飲食店では食事のスペースが閉鎖されており、注文の際もレジと一定の距離を取らなければなりません。マックに行きましたが、店員に黒い線まで下がって注文しろと言われました。夕方4時頃でしたが、店内には私含めて2組しかおらず、こんなに人の入ってないマックははじめて見ました。ダウンタウンでも飲食店は閉まっており、どこのファストフード店もこんな感じで、小売系には間違いなく大打撃だと思われます。



ご参考までに、在米日本人には、領事館から以下メールが送られてきています。
”コロナウイルス感染症の拡大に伴い、州知事から自宅滞在命令が発令されました。この自宅滞在命令は3月21日(土)17時から4月7日終わりまでの措置となっていますが、状況によってはその後の継続や、別の措置がとられる可能性もあります。自宅滞在命令が発令されても「必要不可欠な活動」のための外出は可能ですが,感染拡大を防ぐため他人と集まったり接触することのないように注意してください。10人以上の集まりは禁止されています。
可能な活動の一例は以下の通りです。
- スーパーへの買い物
- レストランへのデリバリー注文やピックアップ
- 薬局での薬の購入
- 病院での診察
- ガソリンスタンドでの給油
- ハイキングやランニング,犬の散歩
- 「必要不可欠な仕事」のための通勤
- 託児所の利用(特に、勤務が必要不可欠な人のため)
(「必要不可欠な活動(Essential Activities)」及び「必要不可欠な仕事(Essential Businesses and Operations)」の詳細については,以下を参照願います。)
https://www2.illinois.gov/Pages/news-item.aspx?ReleaseID=21288
また、スーパーや薬局、ガソリンスタンドは通常どおり営業しているので、買いだめをしないよう呼びかけています。学校の再開は当面4月8日からに延期されます。自宅滞在命令に従わない場合は当局が声かけを行いますが、それでも命令に従わない場合には警察が裁判所から停止命令を得て指導が行われ、最悪の場合裁判にかけられる可能性もあります。在留邦人の皆様におかれては、良き市民として今回の命令の遵守に努め,不要不急の外出を避けて、引き続き関連情報の収集に努めて下さい。”